こんにちは
あんじゅです
少し前に絵画についての事を書きました。
あれから少し熱は緩やかになったものの
やっぱり観ていて楽しいなぁと思っています。
最初はマナやモネのふんわりしたTHE印象派っぽい作品に惹かれていて
モネ一強状態だったのですが
最近はもうゴッホに夢中です。
ひまわりを始めなんとなくビビッドな黄色とブルーのイメージが強くて
目がチカチカするなと思ってたのにいつのまにかiPhoneの画面に設定するくらいになっていました。
むかしゴッホの生涯を題材にしたミュージカルを見たことがあるんですが、
ちょっとゾッとするくらい波瀾万丈な人生を送ってきた人だったようです。
その時置かれた環境や、人間関係、精神状態、
あらゆる事に影響されてか絵柄がとても幅広いのも魅力の一つかなと思います。
たとえばこのジャガイモを食べる人々は
1885年の春に完成したとされていますが、同年3月に争いを大勃発させて父が亡くなったそうです。
しかしこれがゴッホの画家人生において初めての本格的な作品と言われています。
かなり重く暗くという感じです。
しかし、時は過ぎて1890年前後はとなると
花咲アーモンドの木の枝1890年
夜のカフェテラス1889年
など温かみがあって綺麗な色が沢山使われている印象に変わります。
88-89年は名作ひまわりや夜のカフェテラス、ローヌ川の星月夜などあの鮮やかなイメージの作品が多く誕生しますが、
そこにはルームメイトだったゴーギャンの存在があったり。
一方89-90年はルームシェアを解消して療養所に入る事になったりと大変な人生でした。
ゴッホの画家としての人生には、本人と同じくらい大きな役割を担う存在がありました。
弟で画商のテオです。
変わり者すぎて人として如何なものかと思うエピソードも沢山ありますが、
掘り下げてみるととてもドラマチックな人生を歩んだ人だった事がよく分かります。
まだまだ伝えきれないので小分けに書いていこうと思います。
今この時代を生きている人でこの先教科書に載るような、ずっと語り継がれるような画家やアーティストにはどんな人の名前が並ぶのでしょうか。
ちょっとピンと来ないなと思ってしまうけど
きっと当時はそう思われていた人たちってきっと沢山いますよね。
日本だと漫画家さんとかが語り継がれるのかな。
バンクシーかな。
近代美術も気になってきました。