nico’s VIEW

before sunrise

2017年7月23日

リチャード・リンクレイター監督

イーサン・ホークと、ジュリー・デルピーの掛け合いで終始する、

邦題が「恋人までのディスタンス」という、地獄のダサさが売りのこの映画。

 

普段ラブロマンスを一切と言って良いほど観ない僕ですが、

センス抜群なお客様にオススメされ観ることに。

そして一生忘れられないほのどお気に入りの作品になります。

 

この作品には続編があり

1995年 before sunrise

2004年 before sunset

2013年 before midnight

 

と9年毎に新作が公開されている。

 

登場人物も変わらず(というか、2人しか出てこない映画)、コンセプトもさほど変わらず

環境と時間だけが違うという条件で続編が楽しめる。

 

 

まず何がこの映画のずばらしい所かというと、ジュリーデルピーの白い肌と、光に透けるクリクリの金髪でしょう。

 

フランス人の女優の中では美人ってほどでも無い、どちらかというとチャーミングな女性。

だけど、観れば観るほどクセになる。

噛めば噛むほど味が出る。

生意気なところも、面倒なところも、理屈っぽいところも、全部が可愛く見えてくる、とっても不思議な女優さん。

それはきっと、ほっそりとした白い腕と、柔らかそうなナチュラルなロングの髪の毛のせいかなと思います。

ああ、かわいい。

(名作 トリコロール白の愛の女優さんです。)

もともと、偶然同じ列車に乗って居た二人は、ある熟年夫婦の喧嘩がきっかけで会話をすることに。

 

全くもって、映画でしかありえない設定ですが(僕が20代の時、あらゆる所を一人で旅して来ましたが、こんなドラマチックな事は1度も無かった。)偶然隣り合わせになって、異性の旅人と仲良くなるなんて羨ましい。

 

そして男(イーサン・ホーク)は、ジュリーデルピーとウィーンの街でデートする為に

とてもおしゃれな文句で彼女を電車から華やかなウィーンの街へ連れ出すことに成功する。

 

 

「未来を想像しよう。10年後、20年後、君は結婚している。
君の結婚生活には、かつてあったようなエネルギーはもうない。
君は、旦那さんを責めはじめる。君は、考えはじめる。これまでの人生で出会った男たちのことを。
そして、もし、彼らのうち1人を選んでいたら、今ごろどうなっていただろうか、と。
僕は、その昔の男たちの一人だ。
ぼくはその一人なんだ。だから、タイムトラベルをしたと考えてみてほしい。
未来から、今へと戻ってきたんだ。失った機会を探しだすために。
ほら、これって、すごく大きな恵みになるかもしれないんだ。
君と、君と未来の旦那さんにとってね。
「あぁよかった、何も機会なんか失ってなかったんだ」って、確認するための。
僕は単なる、敗れ去った男の一人なんだ。全然そそられなくて、退屈なね。
そして、君は正しい選択をして、すごく幸せに過ごせるんだ。

参照動画  ←0:50 辺りから、とても良い感じのセリフです。

 

ナンパをこんなにオシャレに出来るようになったら、

僕の人生はこんな地味な日々ではなく、

毎年バーベキューやスノーボード、夜はクラブへ踊りに出かける

リア充人生に大きく変わっていたでしょう。

 

 

だけどもちろん僕は暗いので、映画を観て、本を読んで、ギターを弾いて、猫背で歩き回る人生でした。(まだ死んで無い)

 

二人はウィーンの街中を歩きながら色々な話をします。

未来のこと、音楽のこと、男女のこと、政治のこと、音楽のこと、1部目でもあるこのbefore sunriseは、20代の若い二人が

荒削りで、主張の強めな思いをぶつけ合うシーンが多くあります。

いや、2部、3部もかも。

 

でもやはり、若くてかっこいいイーサン・ホークと、可愛くて痩せてるジュリー・デルピーがすごくいい。

 

 

景色が綺麗で、とてもフレッシュな二人がウィーンに溶け込む映像は一見の価値あり。

おしゃれです。

 

こんなおしゃれな恋愛、一度でいいからしてみたかった。
チャーミングで賢い女性と、恋愛感以外も共有できる恋愛。

そんな知的な女性なのに、華奢で髪の毛が細くて、自立してる。

ウィーンの街中を朝まで歩いてみたかった。

 

 

最近本当に年下の活躍を見ていて思う。

若い時は一瞬だ。

 

決して年齢を重ねたからと言って、もう出来ないという事が増えるわけでは無いけれど(むしろ出来る事が増える)

あの時の輝きは、その瞬間にしか表現出来ないものがあるなぁと。

 

それは5歳でも、15歳でも25歳でも同じ様にある。

5歳の輝きは15歳ではすでに昔のこと。

 

だけどね、僕は今36歳。

随分大人になったと思う事が最近は多いけど、

このイーサン・ホークの様に

 

「未来を想像しよう。10年後、20年後、君は結婚している。
君の結婚生活には、かつてあったような・・・・・・・・」

って自分に説明して、行動、チャレンジする事で退屈から逃げようと思う。

っていうか、全然毎日退屈じゃ無いけど。

 

40歳まで残り4年。

 

その時に少しは仏になれる様、全力で日々を楽しみます。

 

 

大切な事はいつも映画が教えてくれる。

いい映画を皆様の生活に。

 

 

 

 

「旅する美容室」

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