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「夢」を語る資格

2015年9月27日

五反田駅30秒、美容室nicoをやっております、代表の宮下健太郎です。
2014年にはマレーシアペナンに日系美容室をオープンさせ、2015年には日系美容学校設立を目標に、3流ながらもがんばって美容業界にしがみついていこうと日々考えを巡らせアンテナを張って生きています。

月に数回、ボクシングで汗を流します。

幸運にも、お店の近くのボクシングジムがとても有名なジムでした。

世界チャンピオンが3名、世界ランカーや日本ランカーも沢山居ます。

それはどういう事かというと、

世界で活躍・・・・
いや世界一になる人たちの練習、
生活、
考え方、
その周りの人たちの在り方
が垣間見れる。

という事。

ボクシングって、すごくリスキーなスポーツなんです。

試合中のチアノーゼ当たり前。むしろそこからどうやって優位に体を動かすかみたいな所があるし、
僅差で負けた試合でも、一生戦績としては「1敗」として残りますし、試合の直前に減量して心身ともに追い込みますし。。。。。

他のスポーツには無い、特殊な苦しみがあると思います。

そしてその中にも、勝ったり負けたりする人が居るんですよね。

苦しい練習をして、戦う事を哲学から考え直し、練習以外の時間もボクシングに捧げ、圧倒的練習量で圧倒的重圧を跳ね除ける。

皆、それぞれに人生をかけています。

それでも勝敗がついてしまう。

なんて残酷なスポーツなんでしょう。

もちろん、僕の知っている選手には勝ってもらいたい。

あんなに細い足や、痩けた頬を見ると涙が出てきてしまう。

だけど、対戦相手の体を見ると、思わず敬意を評してしまいたくなるほど仕上がっているもので。

誰も負けるために練習している人は居無いという事を見せつけられてしまう。

先日、日本タイトルを月末に控えた選手がnicoに髪を切りに来てくれた。

頬が痩けていた。

鍛えられているはずの肉体は、少し小さく見えた。

10代で東京に上京し、ボクシングを始めたという。

やっと手にしたタイトル挑戦。

言葉通り
「何リットルという汗と涙」を使って手に入れた、挑戦権だと思います。

マジで勝って欲しい。

彼は「調子良いです」と言っていたけど、

きっと「体調悪い」という事には出来ないし、言葉に出すと悪くなる気がするし、もしかしたら言い聞かせるように調子良いと言っていたかもしれないし、実際に最高の仕上がりかもしれない。
それはわからないけど、

うかつに「調子はどうですか?」とか、無能なインタビュアーみたいな事を聞いてしまった事を後悔した。

命燃やしてんなぁ。。。。

多くを語らないボクサーが多いですけど、マジで命がけで生きてると思う。

夢はきっと世界チャンプ。そして伝説になるような偉大なボクサー。

こんな事を言ってもいい人って、きっとマジでボクシングに真摯に向き合ってる人しか言ってはいけないんだと思う。

似たような言葉で「勝ちます」とかでも、そうなのかなと。

十分そうに見える彼らも、やはりひっそりとしているし、簡単に世界チャンプになりたいなんて言わない。

そんな事をいうにはまだまだ、と思っているからだと思う。

「夢を語る」にはそれなりの資格が必要だと

毎日全力で命を燃やしてる人が、まだまだと思っていたりして。

俺はどれくらい命燃やして生きてるんだ!と考え込んでしまいました。

世の中では「夢」を持つ事は大切だと言われているし、若者が「夢」を失っているとかもよく聞く。

だけど、果たして僕ら美容師も容易く「夢」を語る資格はあるのだろうかとも思う。

とにかく、がむしゃらに、無我の境地で活動している必要があると思った。

それから、それらしい夢をぼんやり決めても良いのかなとか。

そんな感じがしました。

俺も負けてられない。

どうぞよろしく。

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