五反田駅30秒、美容室nicoをやっております、代表の宮下健太郎です。
皆様のご声援のお陰様で、2015年9月にはマレーシアペナンの日系美容室が1周年を迎えました。
ありがとうございます。
現在は、「10代から通える海外の美容専門学校」の設立に向けて猛進中です。
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今日は過去のブログを再アップしたいと思います。
「お客様は神様です」という言葉は、ある演歌歌手が残した言葉です。
どういう意味で使っていたのかは解りませんが、現在その言葉自体は
「全ての中で最優先される対象は、お金を使うお客様であって、お客様がいなければ商売は成り立たない。ゆえにサービス提供者よりもお客様の方が偉い」
という意味合いがあると思います。
確かに商売はお客様に支払って頂いたお金で成り立っています。
しかし、多くのサービス業者は上記のような解釈の「お客様は神様です」とは思ってはいません。
お金を払えば(払う立場の人は)何をしてもいいという言い分を、サービス提供者は良しとしていないという事です。
誰が偉いとか偉くないとか、そういった話しではなく
商売をしているとか、いないとか
そういう事でもなく、ごく当然の感情というか
たとえそこに神様が居るとしても、信仰の自由がある様に
どの神様を大切にするかは、信者の気持ちが優先されてしまうという事です。
誤解のない様、本題の前に言葉の解釈やその立ち位置について確認しましょう。
まず
「神様」
について。
基本的に
神様には奇跡を起こして頂く。そして信者たちはお金を払う
わけでして、神様からお金を頂戴する事は基本的にありません。
むしろ、神様へはお供え物や奉納金という形で支払うことの方が多いわけです。
つまり
お客さま →→ お金 →→ 美容室
なわけで
信者 →→ お金 →→ 神様
という構図が成り立ち、「お客さま=神様」は立ち位置が逆になってしまいます。
しかし誤解がない様に
「お客様が神様でない事」
と
「お客様を大切に思っている事」
は、
なんの関係性も無いと、全てのサービス業者が思っていることを強調したいと思います。
僕たちには、大切なお客様が沢山いらっしゃいます。
なんとか綺麗になって帰ってほしい。笑顔で帰ってほしい。
本気でそう思っています。
だからこそ夜中まで練習しますし、
休日でもミーティングをし、
夕食でも接客のお話しをします。
本当に、この仕事が好きじゃない人にとっては地獄の生活だと感じる程、美容漬けです。
きっと僕のことも嫌いになるでしょう。
それくらい僕らは美容が好きだし、サービス業も好きで、お客様の笑顔も好きです。
それなのにごく稀に
そんな僕らの「本当のお客様」の邪魔をするような「神様」が居ます。
そんな神様には普通に豆を投げつけたいです。
お店の外に追い出したい気持ちになります。
お客様は神様か
僕らの技術、マインド、生活、社会的地位を支えてくれているのは、紛れもなくお客様です。
それは間違いありません。
ただしそんな僕らの大切なお客様に、
そして俺のかわいいスタッフに迷惑をかけるような「神様」は神様とは思えません。
なんか新しい言葉でも流行らせたらいいと思います。
もっとかわいいやつ。
お客様は豆柴です
みたいな。
あんまり、ありがたみが無くなって意味も解らなくなりいい感じだと思います。
そんな感じです。
どうぞよろしく。