五反田駅30秒、美容室nicoをやっております、代表の宮下健太郎です。
現在は、「10代から通える海外の美容専門学校」の設立に向けて猛進中です。
美容室の雰囲気を知りたい方は→→→ nico撮影動画 ←←←を是非ご覧になってくださいね。
先日、第三回美容師向け英会話セミナーを行いました。
本当に参加してくれてるみんな、neo美容師です。
新しい美容師の形が、少しづつリアルに感じられるようになってきたように思います。
このまま着々と進んでいきたいですね。
英語くらいでビビらなくなる日がやってきます!
わくわくしますね。
さて、今日は面接する時に僕がふと思ったりしている事を書いてみようと思います。
僕は普段、ご応募が多い時で月間10名前後の面接をさせて頂いています。
一回の面接で、一人当たり約2時間くらいが平均です。(うわー、って事は20時間くらい面接してるんだ・・・・。)
話が長いんですね。僕は本当に。
でも、ほんとはもっともっと話しをしないと解らないとも思っていたりします。
酒も飲みたいな、なんても思っています。
しかし
おそらく面接のプロとか、頭の良い人はおそらく2時間も面接しません。
なぜなら、面接官も面接受ける人も、きっとみんな忙しいから。
そして多分一瞬で分かる事が出来るからだと思います。
でもやはり僕は、出来るだけ長い時間を使いたいですね。
それは、その人の「生き方」みたいなのを一番知りたいからなんです。
正直、スキルとかはそんなに重要視はしてないんです。
僕はその辺は、ものすごく感覚人間なんだなと思います。
美容業界の
「上手くなる事が最良の事だ!」
みたいな風習が全く嫌いなんです。
あ、でも技術は低いとダメだと思いますけどね。これはまた長くなるので次回にしようと思います。
で、その一番知りたい「生き方」の話なんですけど、
これはズバリ、語尾に現れるんじゃないだろうかとずっと思っているんです。
話す内容(意味する事)よりも、その人の語尾に魂が宿るような気がしています。
昔、数日で30歳になろうかという男の人を面接しました。
とても真面目で、独特の雰囲気をもった30歳でした。
そしてその彼に、これから先どんな事をしたい?とか、どうしようと思ってる?
みたいな事を聞いたと思うんですが(全然覚えてない)、その時に言った彼の言葉でハッとしました。
「僕は今まで親に認めてもらった事がない。だから親に人間としての優秀な自分を認めてもらえるようにやっていきたい。」
彼はちょっとふてくされたように、少年のそれのような表情で言っていたのを覚えています。
「認めてもらいたい」
誰しもが心に持つと言われている、この承認欲求。
個人的には、僕自身の原動力でもあったと思いますし、実際今の僕もこの欲求は強いほうだと思います。
しかし、僕も含め
いつまで求めんだよ!
とも思います。
専門学校生のギラギラした熱い少年なら良い!ってことでもないですけど、少なくとも30代のおじさんに仲間入りしたんだから
「優秀な俺を親に認めてもらいたい。」
という欲求よりも
あなたたちは優秀な親であったということを、俺が証明してやる
と思えないものだろうかと。
実際、彼が言いたい本質は
厳しい親でも認めるほどの、自立した立派な人間になるようがんばります!
ということだったのだと思うけれど、僕はひねくれている事もあり色々な角度で観察してしまった。
正直な感想 「なんて幼いんだ。」
と思いました。
(しかし採用となり、その後1年足らずのところで退社してしまいます)
内容は同じ(立派な人間になりたい)でも、語尾が違うだけで
与える印象は変わってくるものです。
もっと大きな事を目指した方が、気持ちが良いじゃないか。
30歳。
年齢で線引きする事が、本当にナンセンスな事は百も承知です。
だけど、こんな分かりやすいきっかけ、利用しない手はないじゃないですか。
30歳。
大人の年齢っぽいこの30歳をきっかけに、少し欲張りな思想を持ってもいいんじゃないでしょうか。
僕みたいなもんが、人様に何かを与えるなんてまだまだ100年早いなんて言われるかもしれないけど。
超絶楽しい美容人生を見せつけるくらいは出来そうです。
ちょっと欲張りに自分の可能性を信じてみる。
自分の身の回りに居てくれてる人に、少しでも楽しい美容人生を送れるんだという事を知ってもらいたい。
僕は今、一番それに燃えています。
とりあえずたまーにきついけど、猛烈に自分が楽しみます。
そんな感じです。
どうぞよろしく。