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すばらしき世界

2021年2月15日

西川美和監督

主演 役所広司

 

2021年公開

「すばらしき世界」

 

観ない理由を探す方が難しい、西川美和監督最高峰との呼び声の高い作品。

 

ストーリーは殺人で13年服役した男が出所し、世の中に馴染もうと葛藤する物語。

 

役所広司は、僕と同郷の長崎出身。

一方役所広司演じる三上は、福岡出身。

方言はずるい。

一気に心の距離を詰めてくるなぁ。

 

 

 

「宮下さん、泣くことなんてあるんですか?」と最近言われたことがありました。

冷静っていうか、機械的な感じだから泣いたりしないんだと思っていましたと。

 

僕はそういう風に見えているんだなと、その正直な人のお陰で知ることが出来ました。

 

 

 

僕はこの映画で大号泣しました。

 

 

 

人が泣く時って、一種のパニックだと思うんです。

 

具体的にいうと、6個以上の感情が一気に襲いかかってきた時。

 

「嬉しい」「怖い」「寂しい」「悔しい」「悲しい」「愛おしい」「後悔」

 

こんな感情が一気に襲ってきたら、きっと人は泣きます。

 

 

逆に言うと、そのくらい複雑な何かが無い限り、映画という作品なんてなくても良いと思うんです。

 

家に帰って、パートナーに感謝を告げたりすることで想いが伝わるようならわざわざ音楽なんて作る必要はない。

お手紙で謝罪出来るのなら、小説なんていらない。

カフェで話すことで笑えるのなら、映画なんていらないと思うんです。

 

 

世の中には、作る必要のない作品で溢れています。

手紙でいいやん、言葉でいいやん、それ作品にする必要あるかなと。

 

そんな中でも圧倒的な存在感を放つ映画。

 

「すばらしき世界」

 

 

男が世の中に受け入れてもらうストーリーとなっていますが、

本質的には世の中がどうやって彼を受け入れる環境を作るのかという当事者以外の問題を浮き彫りにします。

 

 

 

幸せの基準は複雑なようでシンプル。

 

そしてシンプルな故に、やり直すことがとても複雑に出来ていると感じました。

 

 

大切な事はいつも映画が教えてくれる。

 

いい映画を皆様の生活に。

「旅する美容室」

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