みなさん
こんにちは
キタハラです◎
さて今回は先日見た
イギリス・アイルランド合作のサイコスリラー映画
聖なる鹿殺し
キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
The Killing of a Sacred Deer
(2017)
が素晴らしい映画でしたのでご紹介致します
あらすじ
郊外の豪邸で美しい妻、子供たちと暮らす
心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)
妻は眼科医師(ニコール・キッドマン)
(戦慄の美しさ)
家族で何不自由のない生活を送っていたが
スティーブンは亡くなった元執刀患者の息子、マーティンと
家族に内緒で会い、金銭援助やプレゼントをしていた
ある日、初めてマーティンを自宅に招き入れるが
その日から家族はおかしな出来事に巻き込まれ
徐々に崩壊してしまう………
果たしてマーティンとは?
スティーブンは家族を救えるのか?
2017年度カンヌ映画祭、脚本賞受賞
ヨルゴス・ランティモス監督
の作品は初めて鑑賞!
また気持ち悪くて面白い監督を見つけてしまったという感想です
まずカメラワークが圧巻の不気味さ
終始不穏な雰囲気
ホラー映画に最近流行りの
メタファー祭り
(暗喩とか、暗喩とか、いわゆる何かを象徴してこの描写、このカットにしていますという現象が祭りのように立て続けに起きる事)
1度目見て恐怖、興味、驚愕
解説、ネタバレ、考察を見まくってもう一度恐怖、な映画です!
このメタファーが凝ってあれば凝ってあるほど、監督の変態度が増している気がします
この映画でも、表題の
「聖なる鹿殺し」
について一切何も出てきません
かなり変態です
(いい意味で)
見た後に調べるとなるほど、と思いますが
よほど博識な方でない限り、
意味が分かりません
ヒントはですね
英題
The Killing of a Sacred Deer
このSacred (聖なるという意味もあるし、生贄として召される、という意味もあるらしい)
が、Deerにかかってるんですね
聖なる鹿、殺し
です
邦題ですと
聖なる鹿殺し
として赤線で目立つのは鹿殺し、なんです
……………とか………
(?)
以上面白くなるヒントでした
スリラーといえど
残酷な描写はかなり少ないので
血が出るとか
何か切られるとか
連れ去られるとか
怪物が出てくるとか
死んだのに生きてるとか
そういうのが苦手な人でも観れると思います◎
昨今のカンヌ脚本賞はホラー部門ではどんな作品が取ってるのか
気になる方は是非◎
個人的にカメラワークが大好きです!
不気味な気分になりたい時に是非◎
ではまた来週〜🪐
2末頑張っていきましょう!!!!!
キタハラ🪐🪐